予防についてAbout prevention
狂犬病予防
狂犬病(人獣共通感染症で、発症時の死亡率100%という恐ろしい病気)を予防するワクチンです。
幸いここ数十年、日本国内での感染は起きていませんが(外国で感染、帰国後発症は報告あり)、国内での伝播を防ぐため、狂犬病予防法によりワンちゃんを飼う場合には毎年の接種が義務付けられています。
混合ワクチン
感染すると発症後の治療が難しく、命の危険が伴うこともある病気からワンちゃんの体を守ります。
ワクチンの種類ごとに予防可能な病気の種類が異なりますが、当院ではワンちゃんは5種と7種、ネコちゃんは3種のワクチンをお勧めしています。
ノミダニ予防
ノミ・ダニはワンちゃん、ネコちゃんの皮膚に寄生し、痒みや皮膚炎、大量寄生では貧血などの症状を引き起こします。それ以外にも他の寄生虫感染(バベシア、条虫など)や、人への感染症(猫ひっかき病、SFTS=重症熱性血小板減少症候群など)も媒介します。
ノミ・ダニは冬場でも活動するため、年間を通しての予防が必要です。また、外へ出なくても人の靴裏にくっついて屋内に入ってくるため、散歩をしない子でも予防をお勧めします。
避妊/去勢
精巣または卵巣・子宮を全身麻酔下で取り除く手術です。手術により以下のようなメリットがあります。
「去勢手術」
精巣・前立腺の病気や、性ホルモンの影響を受けやすい病気(肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなど)の
発生を抑えます。
性格が穏やかになり、喧嘩が少なくなります(攻撃性の抑制)。
縄張り意識が抑えられ、マーキング行動、スプレー行動が少なくなります。
「避妊手術」
望まない妊娠、発情に付随する出血(ワンちゃん)や行動(鳴き声、偽妊娠行動など)を抑えます。
また、乳腺や卵巣・子宮の腫瘍の発生、子宮蓄膿症のような致死的な病気を予防できます。
※デメリットとして手術後に太りやすくなることが言われていますが、適切な食事管理と運動で肥満傾向になるのを防ぐことができます。
フィラリア予防
フィラリアは蚊を媒介にして心臓の中に寄生し、心不全・呼吸器トラブルを引き起こします。寄生する場所が心臓(血管の中)であるため、駆虫はワンちゃんの体へのダメージが大きく推奨できません。
昔はこの病気で多くの子が亡くなっていましたが、毎月予防薬を投与することで現在ではほぼ100%防ぐことが出来るようになりました。
近年ではネコちゃんにも感染の報告がありますので、ネコちゃんにもフィラリア予防をお勧めします。
歯石除去
歯周病は、歯垢や歯石の細菌が歯茎に感染し、炎症が起きた状態の事です。口の中のトラブルだけでなく細菌が体内深く侵入した場合、心臓や腎臓など様々な臓器に悪影響を及ぼします。歯周病は定期的な歯科検診と自宅でのデンタルケアに予防できますので、ケアの方法などお気軽にスタッフへご相談下さい。

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